共創戦略~継続的な真の価値の提供と自己実現の促進~

セントラルソフトの共創戦略

共創とは「関わる全ての人が参加し、相手の立場に立ち、楽しく真剣に考え、真の価値を提供すること」です。
その共創を推進するために共創戦略があります。

共創戦略とは、現場を活性化し従業員の自己実現を高めながら、お客様の価値に繋げていくための戦略です。
「お客様の現場の本当の状況は、現場で戦っている従業員がもっとも良く知っている」ことから、経営トップは現場に最大限の権限委譲を行い、 従業員はチームワークの喜びや、知恵を作り出し価値になる喜びを得ながら、お客様への貢献、連鎖する社会への貢献を通して会社への貢献を実感します。

共創全体イメージ

共創サイクル

場作り

1つ目は、「場作り」です。
変化に柔軟に対応できるように、豊かな土壌(共創の場)を耕すことにもっとも力を入れています。

豊かな土壌(共創の場)では、参加者の心理的安全性を確保しつつ、下記2点を念頭におき、与えられた状況に応じて最大の価値を考えます。
①作り上げるモノやコトの背景や目的を知る
②ヒト、モノ、カネ、知っている情報を並べて、 関係者全員で議論する

先が見えない時代だからこそ、変化に対応できる豊かな土壌(共創の場)を耕すことで、 これから先、技術革新がいま以上に進んでも、どのような業界が創出されても、 お客様が求めている価値を提供し続けます。


試行錯誤

2つ目は、「試行錯誤」です。
弊社の行動原則の1つに「まずはやってみよう」があります。

挑戦なくして、成功はありません。
失敗からの学びを大切に小さな成功を積み重ねることで、個人の成長に繋げます。
個人の成長は、チームの成長、そして会社の成長に繋がります。


振り返り

3つ目は、「振り返り」です。
毎月1回以上は現場の担当者全員で集まり、振り返り(共創会議)を行います。
ファシリテータは、参加者全員が発言しやすい場をデザインし、 アイデアの発散と収束を行いながら「次にやってみること」を参加者全員で宣言します。

各自の経験を振り返りの中から、気づきや学びに繋げやすいように、YWTなどのフレームワークを使用します。

※YWT補足
Y:前回からの具体的な行動を振り返る
W:挑戦したことによる、気づきや学びを共有する
T:次のTRYを宣言する


価値創造

4つ目は、「価値創造」です。
価値創造の構造としては、弊社の企業理念である「お客様への真の価値提供は、従業員第一主義から」と同じです。
従業員第一主義の土台があり、守破離(しゅはり)の考えでお客様の期待の壁を超えることで、お客様に新たな価値を提供します。

守破離は、剣道や茶道などで、修業における段階を示した考えになります。
弊社では、守破離を次のように翻訳しています。
守は、共創できる人を育て、チームを活性化する。
破は、試行錯誤を繰り返し、お客様の期待の壁を越える。
離は、お客様との共創体験を通して、新たな価値を創造する。

そして、共創による波及効果として「個人の成長による自己実現」や「会社の質的成長」などに繋がっていきます。

共創の考え方

「最適案を提案し実現する力」の構造

弊社が逆ピラミッド組織へ変革していく中で、現場に最大限の権限委譲を行い、ミドルアップダウン戦略で変化に強い組織を構築します。

「お客様の現場の本当の状況は、現場で戦っている従業員がもっとも良く知っている」ことから、現場従業員が動きやすいように、現場従業員をミドル層が支える構造になっています。
ミドル層である管理職は、経営トップの戦略を現場従業員へ翻訳し、更に現場従業員をサポートしながら、お客様に対しても積極的にアプローチします。

我々は、要件通りのシステムを作るだけでなく、お客様の背景にあるビジネスを理解し、お客様の成功を実現することへ焦点を変えていきます。

共創構造


共創に必要なスキル

共創を推進するためには、次のスキルが必須となります。
・意見を引き出してまとめる力
・お客様のビジネスを理解する力

弊社では、階層別研修の中で共創に必要な3つの「共創コア」スキルを段階的に学びます。
さらに管理職向けの定期研修では「コーチング」と「ファシリテーション」をテーマに取り上げ、定期的に共創コアスキルを高めています。

共創コアスキル

弊社の社員育成の取り組みについての詳細は 社員育成 を参照してください。


共創レベル

共創レベルをLv.3まで定義しており、弊社では主にLv.1の「共創をみんなで楽しんでいる」に力を注いでいます。

Lv.1を達成できれば、環境の変化に柔軟に対応する土壌が形成されているため、共創の80%は成功と言えます。
創造性の土壌(共創の場)をしっかりと形成したうえで、現場ごとにLv.2以上の共創レベルを目指します。

また、中長期計画の重点目標の1つに「実りある共創」を掲げています。
実りある共創の判断基準は、大きく3つあります。
1.その行動(共創)が自分自身の成長や喜びに繋がっているか
2.その成長が現場や事業本部の成長に繋がっているか(KPIと連動しているか)
3.お客様のビジネスの成長に繋がっているか
成長を実質的な価値に繋げることで、実りある共創を実現します。

共創レベル


共創が価値を生む原理

共創は「共」という漢字の通り、相手との対話から価値が生まれます。
巻き込む人数が多いほど多様性が大きくなり、そこからイノベーションの可能性が高まります。

「共創の場」に上下関係はありません。
参加者全員の心理的安全性を担保し、参加者全員フラットな関係性の中で対話に集中します。

原理

共創の理念


共創のミッション

お客様、その先の実際に使用するユーザ、それぞれの場のために何が出来るかを常に創造し、 最適な提案、最適な改善活動に取り組み、お客様に真の価値を提供します。


共創の基本

共創コアバリュー1

ものの見方や捉え方は、十人十色。自由な思いつきやアイデアがひとつでも多く集まり対話できれば、創造の幅が広がり、さらに連鎖します。
多くの人を巻き込んで一人では見えにくい「最適案」を見つけよう。


共創コアバリュー2

信頼できる仲間とワクワク楽しく真剣に対話しよう。
ワクワクから生まれた思いつきやアイデアは、真の価値に繋がります。共創を体験し、実感しよう、共に創る喜びを。


共創コアバリュー3

関わるすべての人が集まる共創の場は、互いに多様性を認め合い、組織や立場の垣根を越えた越境空間です。
自分の気持ちや思いを自由に発散しよう。全員参加、全員主役、関わるすべての人が共創のヒーローになろう。


共創コアバリュー4

挑戦と失敗を繰り返し、少しずつ成功に近づいていく、この経験から学んだコトは、持続的に成長する「ミライ」への礎になるでしょう。
小さな挑戦から始めてみよう。共創は、「ミライ」に繋ぐ「イマ」のトライ&エラーを応援します。